朝市周辺は、呼子の顔とも言えるところ。
メインはやはり、「日本三大朝市」として有名な呼子の朝市。正月元旦だけが休みであとは年中無休。
朝7時半から11時頃まで、山海の幸をそろえた出店が並ぶ。その間は歩行者天国となる。
朝市通りのはずれにある「中尾甚六屋敷」は、250年ほど前に立てられた鯨組の頭の住まい跡でその当時のままの風情を残している。
朝市の近くには駐車場、公衆トイレがある。
朝市を楽しんだ後は、クジラの形のジーラに乗って鷹島の海中遊覧あるいは、グラスボートで七つ釜遊覧がお勧めコース。
呼子湾に面した海岸道路を歩いて潮風にあたれば、日ごろのストレスなんか吹き飛んでしまう。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
朝市の由来と歴史
そもそも、呼子の朝市は大正の初期ごろ始まったとされている。その頃は、魚が取れたときに市ができる程度であった。呼子港は北側に加部島があり自然の避難港として流通が盛んになるにつれ大きな船が着くようになった。人が集まれば、商業が盛んになり商店街が形成され、商店街には人が集まる。人が集まるところには市が立つようになり、朝市として機能するようになった。
以前、商店街は今の朝市の所ではなく、もっと北のほうにあった。しかし、時とともに次第に南の方へ移動し現在のところに定着している。商店街の移動とともに朝市も移動し現在に至っている。
現在の朝市 日本三大朝市
呼子大橋が開通した平成元年から行われている朝市まつりは、朝市関係者だけではなく町、商店街、商工会、漁協、農協、婦人会などいろいろなかたの努力により日本三大朝市として認められるようになった。
そして現在は、朝市組合も結成され、呼子の観光の目玉となっている。
朝市通りの中ほどにある「スクラム広場」は、休憩所としての機能をはたし、観光情報の発信も行っている。





